Razer Huntsman Mini を買いました

机が手狭になってきたため、Windows PCで使っているキーボードをコンパクトにしようと思い、Razer Huntsman Mini を買いました。 英語版、リニア・オプティカル軸です。

キーが全部アナログ入力対応のバージョンも最近出たようですが、あまり使い道が思いつかなかったので、普通のものを買いました。

それまでは、謎ブランドのNorth Crown X-1 というTKLキーボードの青軸(clicky)を使っていました。 2017年に購入価格4,000円だったのですが、丈夫で重量感もあり打鍵感も良い、素晴らしいキーボードです。 丸々5年なんの不満もなく使いました。

X-1はもうどこにも売っていないようですが、全く同じ外観と値段の「e元素メカニカル式ゲーミングキーボード87キー」が売られています。 ブランドが変わったのかコピー製品なのかは分かりませんが。

開梱

さて、少々脱線しましたが、届いた Razer Huntsman Mini です。まず箱から。

開梱すると説明書が上蓋側に。意外な位置。

内容物を取り出したところ。USBケーブルはUSB-A to C。ケーブル被覆はメッシュタイプのもので、他の Razer 製品と同様です。 保護キャップはUSB-AとUSB-Cのどちらの端子にも付いていました。

製品概要カード、説明書、いつものRazerシール。

Razer Viper Ultimate & Ergonomic Wrist Rest と緒に設置してみました。 同じブランドで統一すると気持ちがいいですね。

使用感

使用感はキー荷重は押下48gでやや重めです。ゲーム用途だと誤入力が問題になるので、少し重いのは正解だと思います。 打鍵感はGateron黒軸に一番似ている気がします。 寿司打をやってみましたが、隣のキーを引っ掛けてしまうようなミスタッチが起こりにくいと感じました。

キー配列

ファンクションキーがFnキーと同時押しでの入力になるため、ゲームでファンクションキーを使う場合はキー配列をゲーム側あるいは専用ソフトウェア(Razer Synapse)で変更する必要があるかなと思います。Apex Legends の場合だとF1キーを多用するので、そこだけ私はマウスボタンに割り当てましたが、それ以外は特に困るポイントはありませんでした。ただ、これは私の購入した英語配列版の話で、日本語配列版はデフォルトでESCキーが半角/全角キーになっているようです。このため、ESCがFnキーと同時押しでの入力になります。これもESCをゲーム中に多用する場合は、専用ソフトウェアでカスタマイズする必要があるかなと思います。

専用ソフトウェアは、ほぼすべてのキーをカスタマイズできます。WinキーとFnキーだけは別のキーに置き換えることができませんが、逆に、その他のキーをWinキーやFnキーに置き換えることはできますので、まず困ることはないかなと思います。ただ、Fnキーを別のキーに置き換えることができませんので、60%キーボードでたまにある「/, Fn, 右Alt, App キーを矢印キーとして使う」キー配列にはできません。

その他の機能

Winキーを無効にできる機能があります。ゲームを起動すると自動でWinキーを無効にするオプションもあります。私はよく誤爆するので非常にありがたい機能です。

キーボードのLED発光機能はあまり気にしていないので、よく分かっていませんが、ゲームを自動認識して、そのゲームの状況に合わせてピカピカ光ってくれるようです。 Apex LegendsやOverwatchなどの有名所は自動認識されていました。

おわりに

ゲーミングキーボードはわりと「汎用パーツを集めて作りました」的な印象のものが多いのですが、この製品はキー軸もケースも専用品で、専用ソフトウェアも(比較的)分かりやすく、明確なデザインの下に作られている感じがあります。非常に好印象です。文句なくオススメのキーボードかなと思います。