謎ブランドの格安腕時計を買ったらなかなか良かった話

生来ギークなので、ガジェット好きだ。めったに買わないが腕時計も結構好きだったりする。 ロフトやハンズ、家電店に行けば必ず時計コーナーは覗くし、Amazon でも定期的にチェックする。

ブランドはほぼ知らないので、直感的に見た目で判断していくだけなのだが、見た目でいいなと思ったものは、意外にも格安な時計が多い。 ロレックスやらIWCやらの高級ブランドにはあまりピンと来たためしがない。

ダイヤや貴金属を盛りまくった時計が高いのはまぁ理解できる。しかし、その手のトッピングがない時計については、これだけ技術が進歩してるのに、何十年も前と同じぐらい高額なのは不自然だ。

となると、価格の大半はブランドとデザイン性ということになるのだが、高いからデザインがすごく好きかというと、そうでもない。服や靴だと、どうして高い方が色やデザインがいいのだろう?と思うことが多いのだけど、腕時計に関してはそれが少ない。値段と関係なく、自分にとって好きな時計というのがある。

取引先や異性の目を気にする場合は、『高額な』時計という選択になるのかもしれないが、逆にあまり知られていないマイナーブランドの時計を付けるというのも手だと思う。 個人的にコスパが高いと思っているのはドイツの Zeppelin。ブランドで時計を選ぶ人は特に突っ込んで来ないし、万一時計マニアに遭遇した場合は、この人あえて選んでるんだろうなと思ってもらえる。

正直、腕時計って服や靴と合っていさえすれば、何だっていいじゃんと思う。僕は ZARAUNIQLO しか着ない生活をしているので、比較的シンプルなデザインに惹かれる。チプカシやCITIZEN Q&Q なんかも好きだ。

[カシオ]CASIO 腕時計 スタンダード MQ-24-7B2LLJF

[カシオ]CASIO 腕時計 スタンダード MQ-24-7B2LLJF

とはいえチプカシを筆頭とする格安日本腕時計もブームは一旦収束した感がある。 最近注目しているのは、Amazonで売られている謎ブランドの時計だ。 ここ2年ぐらいで一気に種類が増え、クオリティも上がってきたように見える。

というわけで、買ってみた

前置きは長くなったが、先日、BRIGADA という謎ブランドの時計を買ってみた。デニム+白Tシャツという定番の夏の服装に合わせようと思ったのがきっかけだ。

2,499円。この価格でミラネーゼループはなかなか見ない。

価格から考えて、当然、チプカシやCITIZENのように簡易な包装で来るのだろうと思っていたら、ダンボール製ではあるものの、びっくりするぐらい重厚な箱で到着した。 ちょっと表面に破れがあるのはご愛嬌。

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フタを開けると内箱。

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グーグル検索するとスイスのブランドという話があるが、確証なし。とりあえず中国国内をターゲットにしたパッケージのようには見える。 公式サイトは www.brigada.cn らしいが、ページが表示されない...。

内箱を取り出したところ。

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開梱。マニュアルは紙の素材感を前面に出して、パッケージと合わせた質感。限られたコストの中でデザイナーさんが頑張っている感がある。好印象。

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ちゃんとしたクリーニング クロスまで付いている。

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マニュアルは英語、フランス語、中国語。フランス語があるのはやっぱりスイス関係あるのかなぁ。フランス語は読めないから分からないが、英語はなんか変で、中国語は場所によって繁体字だったり簡体字だったりして、どちらもネイティブっぽくない。謎。

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盤面の文字印刷や加工精度も良好。Amazon の説明を見た限りでは、ムーブメントは日本製のようだ。 店頭に置いてあって値札に1万円と表示されていても、普通に、あ、そうなんだ、と思うかも。 ベルトの加工精度は流石に価格相応だが、実用上はまったく問題ない。

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腕毛ありで失礼します。装着の図。

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とても気に入ったので、使い倒して行く予定。