自分のマウス遍歴と、安住の地(かもしれない)Logicool G304 マウス

様々なマウス遍歴の結果、ついに安住の地(かもしれない)Logicool G304マウスに辿り着いた気がするので、自分のマウス遍歴とG304の紹介を書く。 G304の話だけ見たい人は下にスクロールしてもらえれば。

1992年〜 エレコム EGG Mouse

1992年のエレコムのマウス?なんだそれ?Apple 用??と思われるかもしれないが、実は国産パソコン用のマウス。

f:id:Brezza:20190625221108j:plain f:id:Brezza:20190625221608j:plain

写真はこちらより引用。200DPI、物理ボール式。コネクタ形状はATARI端子。ご存知だろうか?昔はまだマウスの中にボールが入ってて、転がして移動量を検知していたのだ。

f:id:Brezza:20190625222001j:plain

1996年〜 東芝 Brezza 付属のマウス

この写真に映っている奴。まだボール式。特に問題なく、使いやすかった気がする。Age of Empires を遊びまくった。

2000年〜 IntelliMouse Optical

2000年ごろ、Microsoft IntelliMouse Optical の発売直後に購入したと記憶している。初めて購入した光学式マウスにして、最高のマウス。 あまりにもお気に入り過ぎて、職場で2017年まで使っていた。

このマウスはとんでもなく堅牢で、15年以上経っても動作にまったく支障がなかった。一度清掃のために分解したが、左右のマウスボタンはプラスチックで一体となっていて、プラスチックそれ自体がバネを兼ねている。今でこそ珍しくはない仕組みだが、当時は機能とデザインを両立する画期的な美しさにほれぼれとしたものだ。

平日8時間以上使っていた気がするが、最後までボタンのクリックもホイールの動作も安定していた。しかし、10年を過ぎた頃から外装は日焼けで真っ黄色となり、2016年ごろにはUSB接続が時々切れる現象が発生するようになってしまって、泣く泣く使用を断念した。

できれば代替品を購入したかったのだが、2011年ごろには生産終了となっており、Amazon では新品どころか中古ですら数万円台で売られており手が出ない。メーカーがこの形状のマウスを復刻生産する気配もない。この形状のママでワイヤレスマウス化してくれたら最高なのだが...。

2013年〜 G700s

2013年ごろ、自宅でのゲーム用に購入したのが Logicool G700s である。

Logicool 充電式ゲーミングマウス G700s

Logicool 充電式ゲーミングマウス G700s

このマウスはとても人気が高いマウスで、既に生産終了しているのだが、今もスイッチやソール(裏面のゴムパッド)を交換しながら使い続けているユーザーがいると聞く。

自分は5年以上使ったが、マウスとしての評価は普通である。マウス上面のサブボタン、側面のサブボタン共に自分の指ではクリックがしにくく、イマイチ慣れなかったからかもしれない。また、電池持ちが悪く、1日通して使うと電池が切れる。結局、電池交換が面倒になり、ほとんど有線マウスとして使った。ケーブルが硬めなこともあり、マウスが本来よりも重く感じられ、手が疲れた。

2017年〜 EX-G Bluetooth BlueLED

職場で Intelli Mouse Optical からの乗り換え先として選んだマウスが Elecom EX-G Bluetooth BlueLED マウスだ。選択理由は Bluetooth で接続先PCを2台切り替えられて便利そうだったから。購入時はビックカメラで3,500円ぐらいだった気がする。現在では Amazon 実売1,680円ほどのようだ。

Eneloop を入れて、毎日8時間以上は酷使(その頃、職場は月月火水木金金であり、休みはなかった)したが、電池が1ヶ月以上持っていた気がする。職場用としてはとても優秀なマウスだ。ただ、分解能が2000DPI固定なためか、OSの設定でマウスの速度を変えても、微妙にポインタの移動速度がしっくりこない感じがあった。側面のラバー部分は擦れてテカりが出やすく、1年ほどでラバーが剥げてプラスチックが見えてきた。

また、職場にもう一台この EX-G を導入したのだが、そちらの EX-G は使っていると頻繁に Bluetooth 接続が切れ、その度にマウスの電源 ON/OFF を強いられた。Amazon のレビューでもよく切れる報告がちらほら見当たるので、もしかすると安定性に問題のあるロットがあるのかもしれない。

2019年〜 G304

G700s の重さが気になっていたので、今度はなるべくシンプルで軽めのワイヤレス マウスを...と思って購入したのが Logicool G304 だ。実売5,000円。

重さは電池込み99g。サイズも G700s より大幅に小さい。

f:id:Brezza:20190625175423j:plain

箱もシンプルでムダがない。

f:id:Brezza:20190625163359j:plain

元々の G700s が大きめだったせいか、G304 に乗り換えた直後は、違和感があった。 しかし、しばらく使っていると自然と「かぶせ持ち(Palm Grip)」から「つまみ持ち(Fingertrip Grip)」スタイルになり、そこから一気に快適になった。 サブボタンの位置も絶妙で、前後どちらのボタンも非常に押しやすい。

持ち方に付いては以下 The Ultimate Guide to Buying a Computer Mouse の画像を参照されたい。

大型のマウスから G304 へ移行すると、重量以外にもサイズの差が違和感として現れやすいと思う。 だが、マウスをちょっと握っただけで「合わない」と判断してしまうのはもったい無い。 しばらく使ってみるとしっくりくる持ち方が決まってくる可能性があるからだ。

電池の持ちもG700s より圧倒的に良い。電池寿命は公称でHIモードが連続250時間、LOモードが9ヶ月。 僕は Eneloop を入れて、普段は LOモードにして使っている。使いはじめて2ヶ月ほど経過したが、まだ電池は切れていない。 (追記: 結局7ヶ月目の11月に電池が切れました。ヘビーに使ってこの電池持ちはすごい!)

f:id:Brezza:20190625163420j:plain

あまりにも快適なため、サブマシンのマウスも昨日 G304 にしてしまった。 結果、我が家の G304 は2台となった。

f:id:Brezza:20190625163301j:plain

おわりに

ほぼパーフェクトな Logicool G304 であるが、あえて一点だけ不満をあげると「サブボタンが左側にしかない」。せっかくボディが左右対称なのだから、IntelliMouse Optical のようにボタンも左右に付けてほしかった。

左右対称の上位機種 G-PPD-002WL というのも興味はあるが、価格が3倍以上なので、手は出していない。

とりあえずキーボードは沼にハマリ気味なのだが、マウスについては大丈夫そうな気がする。 ありがとう G304。できればマイナーチェンジとかしないで、しばらく売り続けて欲しいなぁ。